米国バイオ超話題株$BNGOは買うべきか?
年末の低迷していた米国グロース株ですが、その中で急騰し注目を集めたbionano genomics($BNGO)!
はたして買うべきなのでしょうか?
光学的に染色体異常(ゲノム異常)を検出する技術です。
急騰のきっかけはコロンビア大学の研究者が
PacbioのロングリードのシーケンスHiFiとこのsaphyrを白血病細胞の染色体異常を検出する手法で比べたところ
saphyrが検出いた異常のうち30% をHiFiが見落としたこと
HiFiのコストは$10000くらいかかるのが、saphyrは$500くらいでいけること
を見つけプレプリント(まだ論文ですらない)
で報告した。
これ読んでみるべ! https://t.co/hGzZatEcqk
— さらくん (@sarasara201512) 2021年1月1日
saphyrの技術は非常に興味深いものの大まかに染色体の構造異常を調べるものですから、PacbioのHiFiに取って代わるものでなさそうなんですが…
Pacbioの技術に打って変わる革新的な技術との認識が株クラスタ周辺に広がり、特にARKGの大口投資先がPacbioだったこともあってARKGがPACBとBNGOをいれかえるのではという憶測をよんでいるようです。
$BNGO no one else can do this by Ark analyst https://t.co/qyS5RAib33
— さらくん (@sarasara201512) 2021年1月1日
みんな $BNGO で下心あり過ぎや…😈😈😈 https://t.co/KCqlxmBbqn
— さらくん (@sarasara201512) 2021年1月1日
買いに入っってるってウワサでてませんか?今週急騰してますよね? https://t.co/CR1Qu8HHSo pic.twitter.com/iRGvR612Gz
— さらくん (@sarasara201512) 2021年1月1日
しかしながら実際のところsaphyrはdigital cytogenetics と言っているように
現在の手作業で行っている染色体異常を置き換えるものとして考えられており、細胞遺伝学検査の領域でゲームチェンジャーになりうるというのが正しい評価のよう。
$BNGO の技術まとめ
— さらくん (@sarasara201512) 2021年1月1日
Maximアナリストによるとデジタル細胞遺伝学検査(染色体検査)が $BNGO のsaphyrがゲームチェンジャーになれる領域!
また細胞遺伝学のオピニオンリーダーからもがん細胞の染色体検査(カリオタイプ) に取って代わる技術だとの意見がでた! pic.twitter.com/qhKM1oyH9X
ではこの技術の臨床開発はどうなっているのでしょうか?
これについてはまずは顔面頭蓋肩甲型筋ジストロフィーという筋ジストロフィーの一亜型の診断技術としてFDAに申請をだすことが考えられており、
去年の夏に超有名研究者をCMOとして迎え、また申請に必要なCLIAライセンスを持つ施設のある会社を買収した模様のようです。
とすると、この疾患だけでもまだ時間がかかるだろうし、他の疾患の検査として開発するにはさらに時間とカネが…
リサーチツールとして販売しつつ、なんらかのエグジットを考えているんでしょうが、いまいちビジネスモデルがはっきりしません。
このARKのアナリストが言うようにいまいちのはっきりしないんで、詳しく聞かせてほしいってのが本音なんではないでしょうか?
I as always am keen to learn https://t.co/STnzK5ihU1
— さらくん (@sarasara201512) 2021年1月1日
まとめるといま急騰してる原因が今ひとつわからないでした。急騰してるし、短期の押し目買いかな?診断薬でしかないし…
あくまでも個人的な見解です。あと投資は自己責任でお願いします。
$BNGO ざっくりいろいろみたけど急騰の原因が技術的にはわからなかったです。仕手戦?https://t.co/VLYn5eZI8Q
— さらくん (@sarasara201512) 2021年1月1日